内科、目黒区、神経内科、小児科、健診、検診、ワクチン、吉田医院

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むずむず脚症候群とは

じっと座っているときや横になっている時に、脚(時には腕にも)に不快感が起こり、「脚を動かしたい」という強い欲求が現れます。この不快感は「むずむずする」「虫が這っている」「ピクピクする」「ほてる」「いたい」「かゆい」など、さまざまな言葉で表現されます。この病気は徐々に進行していくと言われており、一般の方はもちろん医師の間でもまだあまり知られていないため、自分の症状が病気であると気づいていない場合や、病院に行っても医師に理解してもらえないことも少なくありません。

症状と特徴

自覚症状としてはじっとした姿勢や横になったりしていると主に下肢の部分に (患者によっては、脚のみならず腰から背中やまた腕や手など全身にまで現れる) 「むずむずする」・「じっとしていられない」・「痒い」だけでなく、「ピンでなぞられているような」・ 「針で刺すような」・「火照るような」・「蟻やミミズなどの虫が這っているような」などの異様な感覚が現われ時には 「振動」のような感覚まで感じたりする場合もあります。また「激しい痛み」を感じるなどさまざま。 この苦しさは「脚の中に手を突っ込んでかき回したいぐらい苦しい」と表現する患者もいて、この症状の辛さを表しています。


このむずむずとした不快感や痛みなどの不快な異常感覚・身体症状が下肢や腰・背中・腕などに出現するため、 患者様はこれを抑えるため常に脚を動かしたり身体をさすらなければならない状況に追い立てられます。


3分の1の患者では週に2回以上、中等症から重症の症状が起こります。 特に夕方から夜間にかけて症状が増強するという特徴(勿論、日中でも症状が出現)があり入眠障害・熟睡障害や中途覚醒のような睡眠障害の要因となり、 また日常の座ったままやじっとした姿勢の活動を阻害されるため放置していると日常生活に大きな影響を及ぼし、この結果、副次的症状として昼間の疲労感を引き起こすことになります。


症状が悪化すると睡眠障害と過度のストレスから「うつ病」を招き、最悪の場合、自殺する人もいる恐ろしい病気です。 漫然とドクターショッピングとならないように、神経内科医の診断を受けなければいけません。

むずむず脚症候群の診断基準

1.脚を動かしたいという強い欲求が不快な下肢の異常感覚に伴って
  あるいは異常感覚が原因となって起こること。


2.その異常感覚が、安静にして、静かに横になったり座ったりしている
  状態で始まる、あるいは増悪する。


3.その異常感覚は運動によって、改善すること。


4.その異常感覚が、日中より夕方・夜間に増強する。